西洋式の住宅が主流となっている日本では、今では窓や扉にドレープカーテンを設置するのは当たり前のようになっているほどですが、初めて日本に入ってきたのは江戸時代の頃であったと言われています。
当時の日本ははまだ鎖国をしていた時代で、初めてのドレープカーテンは長崎の出島の公館で使用されました。
明治の終わりごろになると、日本でも洋風の暮らしをしていた上流階級では使用する人も増えていくようになります。
しかしまだ庶民は使用しておらず、一般家庭に広がったのは昭和30年代になってからです。
昭和30年代から40年代にかけて、高度経済成長期の日本で起きた団地ブームで、洋風の生活様式が広がっていったことが定番になったキッカケです。