カーテンの歴史をひも解くと、何と古代エジプトにまで遡ることができるようです。
ただ、今わたしたちが使っているようなものとはずいぶんと違い、素材は布ではなく何と動物の皮を用い、洞窟などの入口にドアのように吊るして使用したということです。
これをカーテンと呼ぶべきかどうかは難しいところですが、むしろ玄関の入口のドアのような感じですが興味深いところです。
ローマ時代になると、様々な絵画の中にカーテンのようなものが描かれています。
このことから現代にも通じるようなカーテンがローマ時代には存在していたことがわかります。
やがてベッドを囲う天蓋カーテンなども登場しますが、窓に使われるようになるのはまだ先のこととなります。